フランスでは、いよいよ明日から夏のsoldesが始まる。
ソルドの期間は法律で決まっていて(今年は7月19日火曜まで)
その他、基本的な規定もある。
フランスのソルド規定では、”ソルドの始まる一か月前に
店舗に置いてある商品でないとソルドにできない” らしい。
なので、安売り商品をどこからか持ってきて販売する事はできないのだ。
期間が終わりなるにつれ、値引き率が段々高くなっていくのは、
フランスも日本も同じだと思うけれど(勿論、ブランドや店舗等によって
それぞれ違いはある) 只この割引率で、私は過去に苦い経験をした。
パリでの事だ。
急遽、つま先が開いたミュールを買わなければいけない状態に陥って、
しかも唯一条件に合ったのが、Robert Clergerieのミュールただ一点。
止むを得ず購入したが(お財布に優しくないお値段) 一週間後に同じ商品が、
Aix-en-Provenceのショップで半額で売られていたのを見た時は
ショックだった。こんな風で、いきなり半額からスタートする店もある。
タイトルにでも”?”と付け加えたのは、実はソルドのスタート日と
売れ残りの商品についての”?”。
スタート日は明日から一斉に始まるのではなく、もうとっくに始めてる
ショップも沢山あるのだ。私の住む町のモールにあるブティックは、
6月初めから既に50%~20%割引きになっている。
地域によって様々なので、規定はあくまで規定として。
それからソルドの期間が過ぎて売れ残った商品はタグの表記を変えて
(つまりsoldesではなく)”Pettit prix”とか”Promos”とかいう表記で
ラックに掛かって売られている事がある。
サイズが比較的小さめを探している日本人なら、ソルド最終週でも、
たとえ売れ残りのラックの中でさえも、お目当てを見つける可能性が
あるかもしれない。好みも人それぞれだものね。
さて、今年のソルド、どんなかな~。
※写真は庭にある桑の木 (マルベリー)。
そう信じて、手が届く範囲の実を時々食べてるけど、
(甘くて美味しい) 間違いないのかな?
コメント