確率の低いビジネスクラスへのアップグレードをする気が薄れた私は、
搭乗ゲートの傍にあるラウンジで寛ぐ方を選んだ。(詳しくは前回の記事に)
プレエコでの11h20mの時間は、前回書いた座席の件を除けば、隣に座った
ベルギー人の女性の感じが良かったり、飛行時間が直行便より3時間半
短い事もあったりで、(次に又6h55m乗るのだけれど)快適に過ごせたと思う。
でも残念だったのは、またしてもCAから、”差別?”と思われる扱いを受けた事だった。
この経験は今回初トライのエミレーツだけでなく、これまで頻繁に利用していた
Air Franceでも同じ経験をした事があった。
もしかして、私と同じ経験をした方もいらっしゃるのではないかな?と思い、
気持ちをシャアしたくなった。
それは男性CAの言葉使いにあった。
私の隣のベルギー人の若い女性と私は、彼に対しては英語で会話した。
会話と言ってもCAと世間話をするはずもなく、”お飲み物は何になさいますか?”
”食事の選択はどれにされますか?”等、定番のやり取りだ。
彼は私に対して笑顔で接し、つっけんどんな態度をとったりはしなかった。
只、隣の若い女性に対しては、どんな短いやり取りでも”マダム”をつけるのに、
私に対しては全く一度もマダムをつけなかった。
全てのやり取りでこれをやられると、これは意図してやってる!としか思われなかった。
私の席と隣の席、全く同じ所作で作業し、全く同じ言葉を使うので、その違いはよけい際立った。
Air Franceでの経験はエミレーツよりもっとあからさまで最悪だった。
同じく男性CA。
私の横の席はフランス国籍のマダムで、私達は楽しくおしゃべりしたりしていた。
この男性CAは私に対して、マダムを付けないのどころか、にこりともしなかった。
私が”メルシー”と言って微笑んでも、返事はなく、”只黙って物を置くだけ”みたいな感じだった。
私に対する態度とは打って変わって、隣のマダムに対しては”Yes, Madame!”を
まるで私に”あなたとは違う扱いだよ”と言わんばかりに連呼した。
流石の私もこのあからさまな扱いに、メルシーとは言ったけど、微笑みは止めた。
何事も100%と言ってはいけないと言われるが、日本のエアラインならこんな事は
100%ないだろうと確信する。
悲しい事に、未だこの手の差別はCAだけに限った事ではない。
だから今更驚く事でもないし、この手の扱いくらい十分覚悟の上の海外滞在であるけれど、
今から”さあ又帰るぞ~”という思いの時に、しかも成田発でやられると気持ちが折れる。
前回のブログの最後に”機内での面白い体験を書きたい”と書いたのに、
気持ちが折れる話になってしまった。
面白い体験とは…….
次のドバイーニース間のフライトで、私の隣の座席の女性が元エミレーツのCAだった!事です。
機内でのCAからの嫌な扱いを受けた時の対処?を彼女から聞きました。
これを次回に……..
※表紙の写真はプライオリティーパスで入れるmarhaba Loungeです。
とても快適に過ごせました。
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