アジア人の仲間意識

日々の気付き

これまで色々な国を旅したが、私達と同じアジア系の人から、差別的な
扱いを受けた事はないと思う。
ベトナムでもカンボジアでも、むしろ日本人に対しては好感を持って迎えられた。
前回のブログに書いた、鉄仮面マダムCAから”故意に忘れられたスパークリングウォーター”も、
アジア系の若いCAにお願いしたら、”後で持ちしますね”と言って、缶に入った
スパークリングウォーターにチョコを付けて持ってきてくれた。
ドバイラウンジの受付のアジア系の女性は、割り込もうとするヨーロッパ系の客を無視して、
私の受付を先にしてくれた。ニームにアジアの食品を売っているスーパーがあるのだが、
そこで働く中国人(流暢なフランス語を話す)と会話すると、何故かとても親近感が湧く。
フランス人からあからさまに嫌な態度を取られると、やはり気持ちが暗くなる。
そんな時は、”嫌な思いをしてまでいる国ではないな!”とさっさと日本に帰りたくなる。
勿論、”日本大好き!”の親日家もいれば、誰とでも分け隔てなく接するフランス人も沢山いる。
でも最近何となく、アジア系には仲間意識があるな~と感じるのだ。
多くの移民が暮らすフランスは沢山の問題を抱えている。
そんな中だからこそ、私を含めたアジア人により仲間意識を感じるのだろうか。
※表紙の写真はAbbaye Saint-Michel de Frigolet 
12世紀に建てられた修道院の中にある教会の中の様子です。

 

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